2017年8月8日火曜日

濱岡豊(2017)「甲状腺がん過剰診断論の課題」『科学(岩波書店)』, Vol.87, No.7, pp.667-680
サポートページ
 参考  togetter 第5回放射線と健康についての福島国際専門家会議の提言書に関するQ&A


  • グラフの訂正→日本の甲状腺がん罹患率

 申し訳ありません。罹患率について、年齢調整前のデータでした。下に調整後のものを掲載します。ご指摘頂いた恒松隆一郎先生に感謝します。なお、本文には変更ありません。
 (b)日本のデータ
図3 米国と日本の甲状腺がんの(年齢調整済み)罹患率と死亡率

出所)米国のデータ
日本のデータ http://gdb.ganjoho.jp/ (罹患率は全国推計)より作成。
 短縮URLは下記の通り
 死亡率 bit.ly/2uQYxRD
 罹患率 http://bit.ly/2vfQPTt



  • 以下、同論文に掲載したURL等。脚注にある順に掲載。


第28回県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要(平成28年12月31日現在) http://ift.tt/2vInpyu

 福島県県立医科大学・放射線医学県民健康管理センター 「Q 二次検査で経過観察となり、保険診療を受けていた方が、経過観察中に甲状腺がんと診断されて手術を受けた場合、さかのぼって県民健康調査の「悪性ないし悪性疑い」の数に反映されたり、手術症例数に加えられたりするのですか。
 Aご質問のケースの場合、県民健康調査の「悪性ないし悪性疑い」数や手術症例数には反映されないことになっております。」
http://ift.tt/2wByE8i


朝日新聞Web「福島原発事故当時4歳の男児、甲状腺がんと診断 2017年3月31日21時48分」 http://ift.tt/2oiRn8c


同時期(平成26年6月26日)に「第7回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議においても、祖父江委員(大阪大学)が「資料:がん検診の利益と不利益(http://ift.tt/2wBd3wL)」で過剰診断を論じている。


第2回「甲状腺検査評価部会」資料4 津金昌一郎部会員 提供資料  http://ift.tt/2vInr9A 


第2 回「甲状腺検査評価部会」議事録 http://ift.tt/2wBBCcG


福島県県民健康調査検討委員会 (2016), 「県民健康調査における中間取りまとめ」http://ift.tt/2vInrX8 (accessed 2017/5/19) 


 SEER (Surveillance, Epidemiology, and End Results Program)
https://seer.cancer.gov ユーザー登録すればデータを用いた分析が可能となる。

 なお、韓国についても同様にプロットしたかったが、同国のがん統計の英語サイト(http://ift.tt/2vICb8i)からは該当の数字をみつけることができなかった。
 最新の論文Oh, Won, Jung, Kong, Cho, Lee, Lee and Lee(2016)には罹患率の各年の数字は記載されているが、死亡率についてはグラフしか表示されておらず、数値が読み取れない。ただし、5年相対生存率 (5-year relative survival rates)をみると改善してきている。
 1993-95:94.2%、1996-2000:94.9%、 2001-5: 98.3%、2008-13年100.2%。
    

U.S. Preventive Services Task Forceの勧告recommendation


 鈴木眞一「手術の適応症例について」(2015年8月) http://ift.tt/2da2RVy


東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 | 第9回(平成26年8月5日)議事録

 第5回放射線と健康についての福島国際専門家会議(2016)


判定結果の「A1」「A2」「B」「C」とは、具体的にどのような状態のことですか。

県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【平成27 年度追補版】 http://ift.tt/2wB3Jsr


公刊論文リスト(平成29年3月31日現在) http://ift.tt/2vInsua


Kunii et al.(2016)の匿名化した個票データ。

放影研「成人健康調査(AHS)」 「一般的検診、心電図、胸部X線、超音波検査、および生化学検査などです。一般的検診、心電図、胸部X線、超音波検査、および生化学検査などです。」


 福島県県民健康調査検討委員会 (2016), 「県民健康調査における中間取りまとめ」http://ift.tt/2vInrX8 (accessed 2017/5/19) 



参考文献(のうちURLがあるもの)
Bonita, R., R. Beaglehole, and Kjellström. (2006), Basic Epidemiology 2nd. Ed.: WHO (木原雅子, 木原正博監訳 (2008), Whoの標準疫学: 三煌社) http://ift.tt/2wBqv3B (2017年5月22日アクセス。本文含めてアクセス日の記載がないものは同日にアクセスした)


Lin, J. S. et al. (2017), "Screening for Thyroid Cancer: A Systematic Evidence Review for the U.S. Preventive Services Task Force ". (http://ift.tt/2vInv9k)


Suzuki, S. (2016), "Childhood and Adolescent Thyroid Cancer after the Fukushima Npp Accident," in The Fifth International Expert Symposium in Fukushima on Radiation and Health. Fukushima, Japan. (http://ift.tt/2wBznpY)

第5回放射線と健康についての福島国際専門家会議 (2016), "提言「福島における甲状腺課題の解決向て~チェルノブイリ30周年の教訓を福島原発事故5年に活かす~」," in The Fifth International Expert Symposium in Fukushima on Radiation and Health. Fukushima, Japan: http://ift.tt/2vInvGm (英語版 http://ift.tt/2wBdMhd).


日本乳腺甲状腺超音波医学会 (2013), 平成24年度甲状腺結節性疾患有所見率等調査成果報告書: http://ift.tt/2vInwtU.


平沼百合(2016b), "福島県の甲状腺がん症例の臨床病理学的データ:2016年10月," FUKUSHIMA VOICE VERSION 2 




via nonuke2011 http://ift.tt/2hCgbWd

0 件のコメント:

コメントを投稿