2015年11月19日木曜日
2015年11月6日金曜日
ロバート・ジェイコブズ「ビキニ核実験が開いた地球の新地質年代の生と死」@JapanFocus
In-depth critical analysis of the forces shaping the Asia-Pacific...and the world.
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50海里(92.6キロ)北方、高度3000メートルから爆発の62秒後に撮影されたブラヴォー実験のきのこ雲(出処: Kunkle and Ristvet)4
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衝撃波 2マイル圏内
火災 3マイル圏内
放射能 1マイル圏内
ネヴァダ実験場におけるティーポット作戦のさいのデザート・ロックⅥ演習参加兵士に対する洗脳教育(出処:映画“The Atom Soldier”の一場面)10
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米国東部地図に重ねあわせたキャッスル作戦ブラヴォー実験の爆発による放射性降下物パターンの概念図(出処:米国原子力委員会の1954年5月24日会議、Hewlitt and Hollによる再録)17。[訳注:単位はレントゲン]
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米国内の核兵器発射施設ごとに1メガトン兵器1発に限定したソヴィエトの攻撃の結果、予測される放射性降下物拡散の模式図(出処:Morrison and Walker (1983), 153)47
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1954年、築地水産物市場で販売に付されていたマグロの放射能レベルを測定する東京都庁職員たち(出処:共同)
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放射能汚染魚が漁獲された位置を示す日本政府の地図(出処:Y. Nishiwaki作図、Sevitt再録)51
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1962年に掲載された、牛乳に含まれる要素131のSANE広告(出処: Katz)62
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via #原子力発電_原爆の子 http://ift.tt/1L0DoDa
2015年10月22日木曜日
2015年10月21日水曜日
11月1日 「小出さんのおはなし会」のチケット、ドリッピドロップで販売
11月1日 「小出裕章さんのおはなし会 大間原発のない未来」が近づきました。 3月に京都大学原子炉実験所を退官された小出さんですが、 講演を含めて仕事をセーブされるとのことです。 函館での講演も少なくなるかもしれません。 小出さんから大間原発のことをお聞きしたいと思います。 現金チケットは函館市地域まちづくりセンター内 カフェ 「ドリップ ...
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米兵少女暴行事件抗議集会から20年。翁長知事の辺野古基地移設反対を支持する沖縄県民は8割になった。
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福島原発:3号機格納容器内に初めてカメラ
- 福島原発:3号機格納容器内に初めてカメラ (2015年10月20日)
東京電力は20日、炉心溶融した福島第1原発3号機の原子炉格納容器内に初めてカメラを入れ、内部の様子を確認した。放射線量は最大毎時約1シーベルトと極めて高く、汚...
- 東日本大震災:福島第1原発事故 無人母校に響け校歌 避難区域で月1回、富岡高OBら歌う (2015年10月20日)
誰もいなくなった母校に校歌を響かせたい−−。東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県富岡町にある県立富岡高校の卒業生や元教職員ら有志が、避難区域内の同校...
- 東日本大震災:被災3県、仮設商店街再建17% 半数、道筋描けず (2015年10月20日)
東日本大震災後に岩手、宮城、福島3県に開設された60カ所(808店)の仮設商店街のうち、自立再建を果たした店は、2割に満たない(141店、17・5%)ことが、...
- 東日本大震災:復興の遅れ、再建阻み 仮設商店街、毎日新聞調査 新施設、期限後に完成/賃料20倍/観光客8割減 (2015年10月20日)
東日本大震災後に建てられた仮設商店街のうち、いまだに多くの店が次のステップに踏み出せないでいる。意欲のある店主を阻むのは復興事業の遅れに加え観光客の減少、人口...
- 東日本大震災:福島第1原発事故 処理後の汚染水、敷地内に漏れる (2015年10月20日)
東京電力は19日、福島第1原発の敷地内にある放射性物質を含む汚染水の処理設備から、処理後の汚染水約1トンが漏れたと発表した。塩化ビニール製の配管(直径約2・5...
- 福島第1原発:処理後の汚染水漏れ 外部流出なし (2015年10月19日)
東京電力は19日、福島第1原発の敷地内にある放射性物質を含む汚染水の処理設備から、処理後の汚染水約1トンが漏れたと発表した。塩化ビニール製の配管(直径約2.5...
- 東日本大震災:支援の米市民に感謝 自然体験活動参加、福島の子供ら (2015年10月18日)
【ニューヨーク草野和彦】福島第1原発事故の影響で自由に外で遊べなくなり、県外での自然体験プログラム「ふくしまキッズ」に参加した子供らが16日、米ニューヨークの...
- 東日本大震災:福島第1原発事故 核燃料の変形さらに2体 (2015年10月17日)
東京電力は16日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールに入っている核燃料のうち、2体の上部の部品に変形が見つかったと発表した。8月にも同様の核燃料が見つか...
- 福島原発:3号機核燃料2体の上部部品に変形 (2015年10月16日)
東京電力は16日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールに入っている核燃料のうち、2体の上部の部品に変形が見つかったと発表した。8月にも同様の核燃料が見つか...
- 東日本大震災:福島第1原発事故 規制委委員長、避難者帰還関与に意欲 福島・飯舘村長と会談 (2015年10月15日)
原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日午前、福島県を訪れ、東京電力福島第1原発事故で全村避難する飯舘村の菅野典雄村長と会談した。 政府が2017年3月までに...
via 東日本大震災 - 毎日新聞 http://ift.tt/1OPVZYO
2015年9月18日金曜日
2015年9月15日火曜日
明日に向けて(1151)SEALDs奥田愛基さんの発言が素晴らしい!戦争法案は廃棄すべきだ!
守田です。(20150915 17:30)
戦争法案反対の声が全国に鳴り響いています。
にもかかわらず、安倍政権と与党自民党・公明党はこれだけの反対の声を無視して採決に走ろうとしています。
まったく許しがたい暴挙です。
これに対し、この間の民衆的うねりの最先頭で奮闘してきたSEALDsの奥田愛基さんが国会で意見陳述を行いました。素晴らしいの一言です。全国でデモに立っている多くの人々の声を代弁するものです。
ぜひこの発言を広げたいと思い、全文を掲載することにしました。なお書き起こしをしてくださったのはIWJです。貴重な活動に感謝しつつ転載させていただきます。みなさんぜひお読み下さい。戦争への道を食い止めるため、さらに頑張りましょう!
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9月15日中央公聴会、奥田愛基さん意見陳述全文
http://ift.tt/1QeqiH2
「ご紹介に預かりました、大学生の奥田愛基といいます。
『SEALDs』という学生団体で活動しております。
すみません、こんなことを言うのは非常に申し訳ないのですが、先ほどから寝ている方が沢山おられるので、もしよろしければお話を聞いていただければと思います。僕も二日間くらい緊張して寝られなかったので、僕も帰って早く寝たいと思っているので、よろしくお願いします。
初めに『SEALDs』とは、”Student Emergency Action for Liberal Democracy”。日本語で言うと、自由と民主主義のための学生緊急行動です。
私たちは特定の支持政党を持っていません。無党派の集まりで、保守、革新、改憲、護憲の垣根を超えて繋がっています。最初はたった数十人で立憲主義の危機や民主主義の問題を真剣に考え、5月に活動を開始しました。
その後、デモや勉強会、街宣活動などの行動を通じて、私たちが考える国のあるべき姿や未来について、日本社会に問いかけてきたつもりです。
こうした活動を通して、今日、貴重な機会をいただきました。今日、私が話したいことは3つあります。1つは、今、全国各地でどのようなことが起こっているか。人々がこの安保法制に対してどのように声を上げているか。
2つ目はこの安保法制に関して現在の国会はまともな議論の運営をしているとは言いがたく、あまりにも説明不足だということです。端的に言って、このままでは私たちはこの法案に関して、到底納得することができません。
3つ目は政治家の方々への、私からのお願いです。
まず第一にお伝えしたいのは、私たち国民が感じている、安保法制に関する大きな危機感です。この安保法制に対する疑問や反対の声は、現在でも日本中で止みません。つい先日も国会前では10万人を超える人が、集まりました。
しかし、この行動はなにも東京の、しかも国会前(だけ)で行われているわけではありません。
私たちが独自にインターネットや新聞などで調査した結果、日本全国2000ヶ所以上、数千回を超える抗議が行わわれています。累計して130万人以上の人が路上に出て声をあげています。
この私たちが調査したものやメディアに流れているもの以外にも、沢山の集会があの町でもこの町でも行われています。まさに、全国各地で声があがり人々が立ち上がっているのです。
また、声を上げずとも、疑問に思っている人はその数十倍もいるでしょう。
強調しておきたいことがあります。それは、私たちを含め、これまで、政治的無関心と言われてきた若い世代が動き始めているということです。これは誰かに言われたからとか、どこかの政治団体に所属しているからとか、いわゆる動員的な発想ではありません。
私たちはこの国の在り方について、この国の未来について、主体的に一人ひとり、個人として考え、立ち上がっているのです。
SEALDsとして活動を始めてから、誹謗中傷に近いものを含む、さまざまな批判の言葉を投げかけられました。
例えば『騒ぎたいだけだ』とか、『若気の至り』だとか、そういった声があります。他にも『一般市民のくせにして、何を一生懸命になっているのか』というものもあります。つまり、『お前は専門家でもなく学生なのに、もしくは主婦なのに、お前はサラリーマンなのに、フリーターなのに、なぜ声をあげるのか』ということです。
しかし、先ほどもご説明させていただきましたように、私たちは一人一人、個人として声をあげています。不断の努力なくして、この国の憲法や民主主義、それらが機能しないことを自覚しているからです。
『政治のことは選挙で選ばれた政治家に任せておけばいい』。この国にはどこか、そういう空気感があったように思います。
それに対し私、私たちこそがこの国の当事者、つまり主権者であること、私たちが政治について考え、声をあげることは当たり前なんだということ、そう考えています。
その当たり前のことを当たり前にするために、これまでも声を上げてきました。そして2015年9月現在、今やデモなんてものは珍しいものではありません。路上に出た人々がこの社会の空気を変えていったのです。
デモや至るところで行われた集会こそが『不断の努力』です。そうした行動の積み重ねが基本的人権の尊重、平和主義、国民主権といった、この国の憲法の理念を体現するものだと私は信じています。
私は、私たち一人ひとりが思考し、何が正しいのかを判断し、声をあげることは、間違っていないと確信しています。また、それこそが民主主義だと考えています。
安保法制に賛成している議員の方々も含め、戦争を好んでしたい人など誰もいないはずです。
私は先日、予科練で特攻隊の通信兵だった方と会ってきました。70年前の夏、あの終戦の日、20歳だった方々は、今では90歳です。ちょうど今の私やSEALDsのメンバーの年齢で戦争を経験し、そして、その後の混乱を生きてきた方々です。
そうした世代の方々も、この安保法制に対し、強い危惧を抱かれています。私はその声をしっかりと受け止めたいと思います。そして議員の方々も、どうかそうした危惧や不安をしっかり受け止めてほしいと思います。
今、これだけ不安や反対の声が広がり、説明不足が叫ばれる中での採決は、そうした思いを軽んじるものではないでしょうか。70年の不戦の誓いを裏切るものではないでしょうか。
今の反対のうねりは、世代を超えたものです。70年間、この国の平和主義の歩みを、先の大戦で犠牲になった方々の思いを引き継ぎ、守りたい。その思いが私たちを繋げています。
私は今日、そのうちのたった一人として、ここで話をしています。つまり、国会前の巨大な群像の中の一人として、国会にきています。
第二に、この法案の審議に関してです。
各世論調査の平均値を見たとき、初めから過半数近い人々は反対していました。そして、月を追うごと、反対世論は拡大しています。『理解してもらうためにきちんと説明していく』と現政府の方はおっしゃられておりました。
しかし説明した結果、内閣支持率は落ち、反対世論は盛り上がり、この法案への賛成の意見は減りました。
選挙の時に集団的自衛権に関してすでに説明した、とおっしゃる方々もいます。しかしながら自民党が出している重要政策集では、アベノミクスに関しては26ページ中8ページ近く説明されていましたが、それに対して、安全保障関連法案に関してはたった数行でしか書かれていません。
昨年の選挙でも、菅官房長官は『集団的自衛権は争点ではない』と言っています。さらに言えば、選挙の時に国民投票もせず、解釈で改憲するような違憲で法的安定性もない、そして国会の答弁をきちんとできないような法案を作るなど、私たちは聞かされていません。
私には、政府は法的安定性の説明することを途中から放棄してしまったようにも思えます。憲法とは国民の権利であり、それを無視することは国民を無視するのと同義です。
また、本当に与党の方々は、この法律が通ったらどんなことが起こるのか、理解しているのでしょうか、想定しているのでしょうか。先日言っていた答弁とはまったく違う説明を翌日に平然とし、野党からの質問に対しても国会の審議は何度も何度も速記が止まるような状況です。
このような状況で一体、どうやって国民は納得したらいいのでしょうか。
SEALDsは確かに注目を集めていますが、現在の安保法制に対して、その国民的な世論を私たちが作り出したのではありません。もし、そう考えていられるのでしたら、それは残念ながら過大評価だと思います。
私の考えでは、この状況を作っているのは紛れもなく、現在の与党のみなさんです。つまり、安保法制に関する国会答弁を見て、首相のテレビでの理解し難い例え話を見て、不安を感じた人が国会前に足を運び、また、全国各地で声を上げ始めたのです。
ある金沢の主婦の方がFacebookに書いた国会答弁の文字起こしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされました。ただの国会答弁です。普段なら見ないようなその書き起こしを、みんなが読みたがりました。
なぜなら、不安だったからです。
今年の夏までに武力行使の拡大や集団的自衛権の行使の容認を、なぜしなければならなかったのか。それは、人の生き死にに関わる法案でこれまで70年間、日本が行ってこなかったことでもあります。
一体なぜ、11個の法案を2つにまとめて審議したか、その理由もよく分かりません。一つひとつ審議しては駄目だったのでしょうか。まったく納得が行きません。
結局、説明をした結果、しかも国会の審議としては異例の9月末まで延ばした結果、国民の理解を得られなかったのですから、もう、この議論の結論は出ています。
今国会での可決は無理です。廃案にするしかありません。
私は毎週、国会前に立ち、この安保法制に対して抗議活動を行ってきました。そして沢山の人々に出会ってきました。その中には自分のおじいちゃんやおばあちゃん世代の人や、親世代の人、そして最近では自分の妹や弟のような人たちもいます。
確かに若者は政治的に無関心だといわれています。しかしながら、現在の政治状況に対して、どうやって彼らが希望を持つことができるというのでしょうか。関心が持てるというのでしょうか。
私は彼らがこれから生きていく世界は、相対的貧困が5人に1人といわれる、超格差社会です。親の世代のような経済成長も、これからは期待できないでしょう。今こそ、政治の力が必要なのです。
どうかこれ以上、政治に対して絶望をしてしまうような仕方で議会を運営するのはやめてください。
何も賛成からすべて反対に回れと言うのではありません。私たちも安全保障上の議論は非常に大切なことを理解しています。その点について異論はありません。しかし、指摘されたこともまともに答えることができないその態度に、強い不信感を抱いているのです。
政治生命をかけた争いだとおっしゃいますが、政治生命と国民一人ひとりの生命を比べてはなりません。与野党の皆さん、どうか若者に希望を与える政治家でいてください。国民の声に耳を傾けてください。まさに、『義を見てせざるは勇なきなり』です。
政治のことをまともに考えることが馬鹿らしいことだと思わせないでください。現在の国会の状況を冷静に把握し、今国会での成立を断念することはできないのでしょうか。
世論の過半数を超える意見は、明確にこの法案に対し、今国会中の成立に反対しているのです。自由と民主主義のためにこの国の未来のために、どうかもう一度考えなおしてはいただけないでしょうか。
私は単なる学生であり、政治家の先生方に比べ、このようなところで話すような立派な人間ではありません。もっと言えば、この場でスピーチすることも、昨日から寝られないくらい緊張してきました。政治家の先生方は毎回このようなプレッシャーに立ち向かっているのだと思うと、本当に頭が下がる思いです。
一票一票から国民の思いを受け、それを代表し、この国会という場所で毎回答弁をし、最後には投票により法案を審議する。本当に本当に、大事なことであり、誰にでもできることではありません。それは貴方たちにしかできないことなのです。
では、なぜ私はここで話しているのか。どうしても勇気をふり絞り、ここにこなくてはならないと思ったのか。それには理由があります。
参考人としてここにきてもいい人材なのか分かりませんが、参考にしてほしいことがあります。
ひとつ、仮にこの法案が強行に採決されるようなことがあれば、全国各地でこれまで以上に声が上がるでしょう。連日、国会前は人で溢れかえるでしょう。次の選挙にも、もちろん影響を与えるでしょう。
当然、この法案に関する野党の方々の態度も見ています。本当にできることはすべてやったのでしょうか。私たちは決して、今の政治家の方の発言や態度を忘れません。
『三連休を挟めば忘れる』だなんて、国民を馬鹿にしないでください。むしろ、そこからまた始まっていくのです。新しい時代はもう始まっています。もう止まらない。すでに私たちの日常の一部になっているのです。
私たちは学び、働き、食べて、寝て、そしてまた路上で声を上げます。できる範囲で、できることを、日常の中で。
私にとって政治のことを考えるのは仕事ではありません。この国に生きる個人としての不断の、そして当たり前の努力です。私は困難なこの4ヶ月の中でそのことを実感することができました。それが私にとっての希望です。
最後に、私からのお願いです。SEALDsの一員ではなく、個人としての、一人の人間としてのお願いです。
どうか、どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください。
みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。政治家になった動機は人それぞれ様々あるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください。
勇気を振り絞り、ある種、賭けかもしれない、あなたにしかできないその尊い行動を取ってください。日本国憲法はそれを保障し、何より日本国に生きる民、一人ひとり、そして私はそのことを支持します。
困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します。
2015年9月15日、奥田愛基。ありがとうございました」
via 明日に向けて http://ift.tt/1gow24K
2015年9月7日月曜日
ドキュメント 生命大躍進 「第1集 そして“目”が生まれた」 なぜ人は今ここにいるのか? 21世紀この進化の謎に迫る画期的な手段を手にいれた 2015年09月05日
via とらちゃんのラジオがいいね!! http://ift.tt/1K0NO5M
2015年8月20日木曜日
2015年8月17日月曜日
2015年7月14日火曜日
2015/07/08 「アベ政治を許さない!!同じポスターを全国一斉にかかげよう」記者会見(動画)
via IWJ Independent Web Journal http://ift.tt/1eWrHFs
日本最大の右派団体「日本会議」と安倍政権のただならぬ関係 みんな、そこでつながっている
via No Nukes 原発ゼロ http://ift.tt/1O6xiVY
2015年6月23日火曜日
自主避難者の住宅支援打ち切り反対【福島県庁に直接声を届けよう!】要請行動~記者会見
自主避難者の住宅支援打ち切り反対【福島県庁に直接声を届けよう!】要請行動~記者会見 http://youtube.com/watch?v=NwZe0_… http://youtube.com/watch?v=lgoF77…
via 福島かざしも通信 https://t.co/xATogWVJRu
2015年6月13日土曜日
2015年4月21日火曜日
福島県の小児甲状腺調査結果の検討
福島県の小児甲状腺調査結果の検討
fav:0 view:134via HayakawaYukioさんのまとめ($2) - Togetterまとめ http://ift.tt/1G8lrok
...の調査で2009年に選ばれた。SKB社は11年3月、国に建設許可を申請。20年代の操業開始を目指す。地下...処分場SFR(1988年操業)、オスカーシャムも原発と中間貯蔵施設(85年)、エスポ岩盤研究所(95年)を抱える...
...の調査で2009年に選ばれた。SKB社は11年3月、国に建設許可を申請。20年代の操業開始を目指す。地下...処分場SFR(1988年操業)、オスカーシャムも原発と中間貯蔵施設(85年)、エスポ岩盤研究所(95年)を抱える...
Facebook Takao Yamada - 54分前
via YRS-Feed http://ift.tt/1En2NdG
2015年4月17日金曜日
オリンピックを水素社会への起爆剤にしたいそうです②
この議事録、読んでいると”できレース”という感じが
すごくするんですよね。
太字bykatsuko
続き↓
(田中日本経済再生総合事務局次長)
それでは、続いて柏木先生から御説明をお願いし
たい。
(柏木東京工業大学特命教授)
資料3でスマートコミュニティ、水素社会について
説明する。スマートコミュニティは非常に広い範囲を含んでいるコンセプトで、簡単に言えば、需要地がデジタル革命を起こすということである。家電製品も全てデジタル化して、ある指揮者のもとでディマンドがコントロールされる。そこに自然エネルギー系だとかいろいろなものが最大限取り込めるような需要地をつくっていく。昨日、大手電機メーカーが工場跡地でスマートコミュニティを社会的な実装をしたというので報道されたところであり、既に一部は社会実装がなされている。その単位がスマートハウスである。そういうことを踏まえてスマートコミュニティ、エネルギーの情報のディマンドサイドでの管理は、高齢化社会に対する見守りサービス、医療との連携、1人でも安心して暮らせるハウジングのあり方、オフィスのあり方、など新たなビジネスモデルを生むというコンセプトである。
140億年前に宇宙のビックバンで最初にあらわれた元素である水素は、陽子に電子が1個回っているという非常に単純な形で地球では水という形で広く公平に与えられているので、これをうまく水から水素を取り出し、電気とお湯に戻してやるというサイクルが水素社会である。これができるのは、やはり燃料電
池を世界の中で一番早く実用化した大型商品がある我が国である。この2つの観点でお話をしていきたいと思う。
1ページ目、日本の技術、特にエネルギー産業、電力だけで今17兆円、エネルギー世界市場は86兆と非常に大きなシェアを占めている。部分的に規制改革
が行われることによって今10兆円ぐらいが日本では自由化されているが、今年6月11日に国会を通過した電力自由化法案の第2段で2016年4月から家庭部分まで含めて全面自由化ということになる。この自由化とスマートコミュニティ 8
による経済波及効果は、シナジー効果を生んでいく。家庭の中で例えば発電システムが入っているとすると、今まで家庭で環境に対してプラスの効果をやろ
うと思えば省エネが最も手近なところだった。しかし、これからは家庭の中に発電機が入ってくる。これは
BCP、強靭化等の観点から屋根に太陽光がつき、家
の中にエネファームが入ってくる。こうなるとネガワットといって省エネをやれば、余剰発電量が多くなり
家庭部門から電気を売り買いできることになり、キャッシュの流れができてくる。
このキャッシュの流れができるということは加速的にこういうスマート化、スマートハウス化、スマートコミュニティ化を進めていく一番の大きな機動力になる。なぜ、今までやらなかったかというと、インターネットが普及しているにもかかわらず、インターネットの応用範囲がまだ模索している最中だった
からである。いろいろな食べ物のナビゲーションをやるというアプリケーションがあるが、これを今まさに電力という電子の流れまでをもコントロールでき
るような、エネルギーとインターネットとの一体化を
やろうということである。今、世界の第一線で各国が競い合っている段階なので、日本の強みというのは
制御にあると考えれば、非常に大きな成果を東京の中でショーケース的に見せていくことが競技場も含めて可能となり非常に重要なことだと思っている。既
に、我国ではけいはんな、総合的に行っている横浜、豊田、北九州の4つの地域で公的資金のもと実証している。
豊田市はトヨタホームもあり、そこに車のイーモビリティ化ということで電池が入ってくる。そうすると家の中に蓄電池が入れば余剰の電力はそこに蓄え
ておいて市場に売ることもできるという話になって
くるし、北九州市では、新日鐵住金に係る大きなコジェネレーションが稼働している。コジェネレーショ
ンというのは、熱電併給のことで、六本木ヒルズ
には、ガスタービンが6基入っていて、3.11の前は
空きがあったにもかかわらず、今は満杯であり、地価が下がらなかった。その理由は、ピークに合わせて3万7,000kWぐらいの発電機が入っており、熱は完全に暖房と冷房に使われているので、あそこにいれば東京
電力の電力が停電になっても必ず電気が供給できるという価値があるからである。自家発電を持っているということはBCPの観点からも非常に重要である。
北九州はコジェネ3万3,000kWあり、例えば3ページ目にあるようにダイナミックプライシングが導入され、電気が足らないときには電気代を上げ、ピーク
が減り、ディマンドがコントロールされる。今までは需要ありきで発電所を建ててきたが、そういう時代は終わりになる。特にディマンドをうまくコントロ
ールして、需給両面から最適な解とはどうあるべきかということを我々はいち早く示していくべきである。そういう意味では1つの手法として料金によって
ディマンドコントロールする。夏のピークのときには3倍とか5倍とか値段を 9
上げる。そうするとやはり2割ぐらいのピークカット効果がある。これはダイナミックプライシングによるものである。また、空気中の酸素と水素のキャリ
アと一体化して電気と熱を出してくる発電機である燃料電池の車が700万円で買える。これが、東京だと、国が200万円の補助金、東京都から100万円の
補助金が出て、400万円で買える。北九州ではこの車から緊急時に家の中に送電をすることにより、何があっても電気、熱が使える家ができるということになる。
車と家とのセットアップをすることによるスマートコミュニティができる。
4ページ目について、電力自由化の法制度ができる。
これが2016年から始まると、家にある電気自動車が太陽光の余剰電力を蓄電して、それを買い物のついでにスーパーマーケットにその電力の一部を売ることができるようになる。これをビークル・ツー・スーパーマーケットといい、Vehicle toX modelというV2X
のモデルになる。こういうことも総称して、スマートコミュニティと呼んでいる。
では、それを誰がやるかというのはなかなか難しくて、公的資金が入ればやるのだが公的資金が入らなければやらないというのでは話にならない。では、民間が自主的にできるようにするためにどうすればいいかということで、6ページにシュタットベルケというコンセプトを紹介している。総務省の中で新藤大臣のときに有識者会議の1人として発言をしたら、これはいいということで分散型エネルギーインフラプロジェクトを策定した。自治体が主導して、こういう合理的なエネルギーシステムが入っていけるような公共事業があるのではないかと申し上げた。今まで公共事業というとハコモノ、道路、橋だった。しかし、これからは合理的なエネルギーシステムが入りやすいような次世代型のエネルギーインフラを公的事業として捉えていけば、これは極めて合理的に今のスマートコミュニティも自治体からできていく。例えばごみ焼却炉と市庁舎の間を排熱パイプラインで結び、ごみ焼却の熱を市庁舎へ運ぶ。市庁舎にはBCPの観点でコジェネを入れ、排熱は自家消費した後そのパイプに流し込む。廃熱パイプラインの途中にある介護施設は、その熱を使って豊かな暮らしができるようになる。こういうものがあると、例えば、アメリカではガス&ワイヤーと言っているが、パイプラインを引くのだったら、一緒に電線も引く。総務省であれば郵政省と一体化しているからファイバーまで引く。都道府県をうまく使えば、こういうライン上のパイプ&ワイヤー&ファイバーが都内でも確実にできていく。ある区で焼却炉と区の建物との間の洞道を使ってパイプラインを
ひいていく。こういう仕組みの導入がスマートコミュ、スマート自治体になり、民間からの自然エネルギー活用の取組みなどが加速しかつ熱の有効利用ができる。
そして、6ページのインフラ投資のところに書いているが、自営線も引けば 10
持ち主は自治体のものになる。いつも使うエネルギー
、例えば民間がコジェネを導入した時、自営線を使えば託送料は自治体に入る。すなわち公的資金を導
入して、こういう次世代型エネルギーインフラを引くことによって、必ず使うであろうエネルギーを使ったときの託送料なるものが毎日自治体に入ってくる
ことになれば、公的資金の有効利用につながっていく。それは結果としてはこのシュタットベルケのようなコンセプトとして、都市公社のような組織になる。
自治体革命を起こすことによって、より加速していくということになる。
9ページから水素の話だが、水素はこれからの大型商品である。オリンピック・パラリンピックというのは、万博と同じように、20~30年後の世界を示し
ていくことが重要である。20~30年後の世界で、一般的になっているものをこういう国際的なイベントで入れていくというのが定石。水素社会は確実に来る。
これは2次エネルギーであるので、1次エネルギーは枯渇しても、2次エネルギーというのはいろいろなものからできるので、風力など再生可能エネルギー
から余剰で水素を出し、燃料電池で水とお湯と電気を生み出す。最終的にはこういうことを、●フェーズ1についてはオリンピック、パラリンピックで燃料
電池の大量投入、電源車にも燃料電池を積んだ車
を競技場のところに置いておくなどして、見せていくのがいい。水素のサプライチェーンは、海外からの輸
入、国内からの複成ガス、などいろいろある。
11ページにあるとおり、先日の東京都の
発表によると、東京都で7カ所ある水素ステーションを、2020年までに35カ所、7倍まで膨らませると
言っている。これは、競技場から水素ステーションが
設置され、バスなどの乗り物が燃料電池周辺になる。そのためには、規制の見直し等が極めて必要になってくる。
(田中日本経済再生総合事務局次長)
それでは、次に三﨑野村総研パートナーから御説明をお願いしたい。
(三﨑野村総合研究所パートナー)
資料4に沿って御説明をさせていただきたい。
1ページには、民間企業の期待と不安と書いている。昨年9月に招致が決まったときには、国民が皆、もろ手を挙げて喜びに沸いていたが、いま、企業の中には非常に鼻息の荒いところもあれば、そうでもないところもある。公共事業の増加や経済波及効果が、東京都の試算によれば3兆円ある。特区の設置、規制緩和が進むのではないかという期待もあれば、特に建設業だとかインフラ産業といったところは発注が多くなる
というので鼻息が荒い。あるいはオリンピックのスポンサーも、何とかこれをビジネスチャンスにしていこうという動きがある。他方で、それ以外の企業にとっては実は我々には関係ないのではな 11
いかというような思いも強いのではないか。
2ページには、ロンドンでの経済効果として、イギリスの文化メディア・スポーツ省が算出したものを掲載している。イギリスでも実はオリンピックの前
は、多くのメディアからどうしてオリンピックなんかするのかというような声もあった。それは、ロンドン以外の地域に余り効果がないのではないかとか、あるいはオリンピック以外の大規模プロジェクトがうまく進まないのではないかということがあったからだ。しかし、この文化メディア・スポーツ省の試算等によれば、経済効果は2004年から2020年までを合計すると、約7兆円の効果があると試算されている。
このグラフのおもしろいところは、2012年より前、オリンピック開催までの効果が約2.8兆円であるのに対して、2013年以降の効果が4.1兆円ということで、オリンピック後のほうが効果が大きいと試算しているところである。また、経済効果7兆円の内訳が右肩の箱の中にあるが、この中には公共投資であるとか
観光関連の効果もあるが、一番大きいのが約半分を占めている貿易と対英投資の増分3.5兆円である。要はイギリス企業が貿易を拡大させるとか、外国資本が
イギリスに投資するということが、この経済効果の約半分を占めているということである。
3ページに、ロンドンオリンピックによる経済効果と東京オリンピックによる経済効果ということで、粗
付加価値と経済波及効果、すなわち生産誘発額との関係を示している。両者の数字には大きな乖離がある。この差異は、そもそもロンドンオリンピックは2004
年から2020年、2012年までだけではなくて2013年以降の経済効果も含んでいるのに対して、東京オリンピックの経済効果は2020年までしか見ていないということが1つと、貿易と対内投資の増分を含むのかどうかということが1つで、東京とロンドンでこれだけ経済効果の差異が見られる。
4ページは、2020年の東京オリンピックを考える際に、そもそも経済効果の発想の転換が必要なのではないかということを図示したものである。左側は1964年の東京オリンピックがまさにそうであったが、
政府の資本等を投下してインフラ投資を進め、生産性を高めていくといった内需牽引型の効果である。新興国でオリンピックを行うときに期待されるのはまさしくこういった経済効果である。しかし、2020年の東京オリンピックに際しては、ロンドンオリンピ
ックと同様、対内直接投資を増やす、日本の企業が海外の企業とビジネスを増やすといった、右側にある
外需誘引型の経済効果を期待するよう発想を転換す
ることが必要なのではないか。
5ページには、そのために何をすればいいのか
を整理している。左側にある通り、先ほどから御立代表や柏木教授から話があったような、海外に売れる商
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品、サービスを準備するということもあると思うし、外国資本から見て魅力的な市場環境整備をするということもあろうかと思う。それをやった上で、外国
資本に対して積極的にPRをしていくことも重要
である。ロンドンの場合は、サッチャー政権時代から規制緩和が相当進んできたということもあって、左側の市場環境整備等については、もちろん法人税減税等もやっていたが、右側にあるような働きかけ、PRという点で注目すべき取り組みがあった。この最たる例
がBritish Business Embassy(BBE)という取り組みであり、そちらを簡単に御紹介したい。
6ページにある通り、BBEは、オリンピックの開会式の前日から18日間イギリスの貿易投資総省(
UKTI)が行った対英直接投資などイギリス企業の海外展開を促すPRイベントである。世界のビジネスリーダー、投資家、政策決定者といったVIPあるいは
VVIPと呼ばれるような方々を大勢呼んだ。プログラムは17のセッションを18日間行って、予算は国が出しただけではなくて民間のスポンサーも含めて行われた。
7ページに写真を載せているが、開会式の前日に
Global Investment Conferenceというセッションが行われて、閣僚が30人以上、VVIPの方々が300人
以上参加した。中央の写真は、エネルギーというタイトルでやったもので、イギリスの大臣、イギリス企業、フランス企業のCEO等が集まって、ビジネスカン
ファレンスを行った。
8ページにBBEの特徴を整理している。UKTIではさまざまなビジネスカンファレンスをやっているものの、そのなかでもBBEは普通のビジネスカンファレンスとは違って最高級のホスピタリティで行い、そもそも代理出席不可、招待された人しか参加できないとか、首相、大臣が必ず出席するなど、非常に優遇された、限られたイベントであった。
参加者には翌日のオリンピック観戦チケットを提供するという形で声をかけており、VVIPには首相
自ら電話で出席を依頼したと言われている。場所も右側に写真があるが、ランカスターハウスというバッキンガム宮殿の隣にある非常に由緒あるところでやった。これをオリンピック開催の5年前から立案、準備
をしていたという。BBEには意思決定できるVIPを呼んできたので外需誘引が進んだということなのだが、9ページには左側にオリンピックを機に外国資本がイギリスに投資をするに至ったもの、例えば、Westfieldというオーストラリアの資本が都市開発をした例などを載せている。他方で、右側には、イギリス企業の海外展開例を、特に石油関連だとかスポーツ関連での契約を載せている。4月時点でUKTIにヒアリングをした結果、BBE開催により合計2.2兆円の経済効果がおおむね得られているだろうと言われている。意思決定できる偉い人を呼んできたということが功を奏したのではないか。 13
10ページには、2020年東京オリンピックに絡めてとあるが、そもそも昨年出された日本再興戦略の中
にも、2020年までにインフラ輸出を現状の3倍にし、
対内直接投資に関しても2012年の残高を倍増させるということが書かれている。当然、商品をそろえ、環境を整備するのだが、2020年に向けてオリンピックと結びついたこういったイベントを開催し、呼んできた人に見てもらい買ってもらうというような場をきちんと考えていくことが重要である。
(田中日本経済再生総合事務局次長)
それでは、有識者の御三方からのプレゼンテーションに関連して、質疑、意見交換をさせていただ
きたい。
(小林議員)
個別のお話をする前に1点申し上げたい。これはオリパラ推進室とも絡むと思うが、そもそものコンセプト、例えばカナダのカルガリーオリンピックだと
「サステナビリティ」というはっきりした命題をもとに、CO2の問題をはじめ環境問題などへの対応をかなり明確にうたっていたような気がする。ワールドエ
コノミックフォーラムでも、今年10個のグローバルリスクといったものを出していて、その中で水の危機だとか、気候変動の緩和や適用の問題、異常気象の
問題、食糧問題、など、かなり上のランクにこれらの
問題があげられている。そういう意味ではWEFに限らず、今、グローバルアジェンダとしての世界的な
最大の課題というのは、地球が汚れていく、あるいは日本でこそ人口が減少しているが、世界の人口増加問題である。そうした中で、それを政に持っていくに
は何なのかという大きなコンセプトのもとで、具体的に何をどうしていくのかという議論から始めるべき
ではないか。当然、成長戦略は、そういう中にある
ものだと思う。御立代表が言われたような「締切効果」と同時に、逆に50年先の世界、日本をどう構築するかという観点から、全体としてのコンセプト、日本における政、オリンピックというのはどうなのかという
議論を始めるべき。
(三村議員)
言われるとおり「締切効果」あるいはオリンピックを活用して、日本の潜在成長率を上げるということが必要である。ロンドンオリンピックに関して、効果の大部分がイギリスに対する投資及び貿易だというのも納得である。そうすると我々としては、オリンピックに向けて何をやったら投資及び貿易を拡大につながるのかということを検討の中心にしていくのではないか。先ほど4つのプロジェクト、スマートコミュニティ等々の説明があったが、総論としてのオリンピックを契機にぜひ成長を加速させていくというところは 14
全く納得的だが、日本再興戦略の中にそれ以外の項目もたくさんある中で、それがどうしてこの4つのプロジェクトに絞られたのかというところが私はよく
わからない。もっとたくさんのことがあるわけで、例えば先ほど御立代表が言ったようなビヨンド東京というようなコンセプトだって私は立派なコンセプト
だと思う。従って、どうやって我々の検討をこの4つに絞るのか、このプロセスをもう少し明らかにしてもらいたい。
もう1つ、外に見せるということ自体は非常に大切なことであって、PRの仕方も大切である。しかし、
先ほどのイギリスの場合は法人税の減税だとか、い
ろいろな規制緩和が既に出来上がっていたからこそ、外国企業に対してPRしても十分効果があったのではないか。国内企業にとっても魅力的な投資環境があ
って初めて、外国企業の誘致もうまくいくということだと思う。したがって、例えば2020年までに日本企業が日本に投資したくなるような制度改革をどうや
って実行するのかということが非常に重要である。そういう中身なしに外国に対していろいろPRしても、なかなか投資は増えない。日本企業が日本国内に投資したくなるような環境をこの機会にどうやってつくるのかということを考えなくてはいけない。
「選択する未来」委員会が念頭にあるが、例えば、
日本の将来については、日本の人口動態に対して外国は非常に不安に思っている。したがって、この会議でどういう項目をやるのかということをもっと明らかにして欲しい。例えば、観光について言えばインバウンドの観光のことだけ取り上げているが、今の観光は全体として93%が国内観光である。インバウンドの観光は、現在7%程度しかない。ところがホテルに
しても空港のアクセスにしても、そういうものは全部国内観光と重複する。したがって、ただ単にインバウンドの観光だけではなくて、国内観光も含めてトータル的にこれは取り扱うべきである。
つまり、4つに絞ったプロセスをもう少し明確にして欲しいということと、対外的な見せ方だけではなくて、根本的な問題である国内のいろいろな対策を議論の俎上に乗せていただきたいということである。
(小室議員)
レガシーということで、これはまさに子供を持つ人間としては本当にそここそが重要である。大臣のおっしゃられたように、「宴のあと」になってはならな
い、終わりの始まりのようになってはならないと強く思っている。そういう意味で子育て中の親にとっては、
オリンピックは半分賛成、半分反対みたいな気持ちがまだまだあるのではないか。そういった意味で、本当にレガシーとして残したいものというのは何であろ
うかというようなところの議論は、丁寧にしたい。
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ショーケースとして見せていけるものの1つとして、三村議員も言及した日本の人口問題が解決に向かっているというものを、外国メディアや投資家にも
見せないことには安心しての投資もないだろうと思う。
ただ、非常に解決してきている話もある。例えば、
人口問題というよりは待機児童の問題など、ここ1、2年で急速に進んだ解決がたくさんあるなと思っているので、それを2020年に向けてこれだけ解決し切
ったというようなショーケースで見せていくことは、これは1つ可能ではないか。経済成長を見せたい
からこそ、マイナス材料の払拭になるようなものをしっかり見せていくことも、2020年に向けてやっていくことが必要ではないか。今回4つに絞ったポイント
にプラスして、できればそういった全体的な社会構造の抜本的な改革というようなことにおいても項目も入れたほうがいいのではないか。
また、今申し上げたような日本の社会的な課題を解決するというようなことに関して、2020年に向かって、特に少子高齢化ということに関してはどういっ
た点を押し出していくことがいいかという点を御立代表にぜひお伺いしたい。
(御立ボストンコンサルティンググループ日本代表)
三村議員から言及があったことも含めて、根本的には大課題に立ち向かうが、そのマクロのままに終わってしまわないようにどうやって具体化するかという
点が重要。仮に人口とか、働く女性のサポートというトータルのパッケージをやるときに、普通のマクロアプローチだと人口減少を1億人でとめるために何
をしようかという話になる。今回例えば規制改革であるとか場所を決めると、そういう場所で実際に普通だったらできないような規制改革をして、本当に効
果が見えるようなところまでインパクトが出せる
かどうかという話になる。繰り返しになるが、場所の特定は非常に重要である。国家戦略特区のもともとの考えでも、その場所で政策をやることで、例えば、待機児童の問題も、横浜の町にしても、あそこに行けば民間としても参画でき、ビジネスになるという誘因効果が出る。どこでというところを決めて、できれば人口にかかわるような広く全部やるのは難しいような複数の施策をまとめて進める。しかし、地元がその気にならないとうまくいかないので、そのうまいマッチングをつくっていくことが重要である。
via 放射能を天恵の海に流す六ヶ所再処理工場閉鎖を!(katsukoのブログ) http://ift.tt/1yzpIQk