東京電力は、2009年10月22日に福島第一原発の雑固体廃棄
物を圧縮・焼却する建物の排気口で放射性物質を検出した原因
の、調査結果を8月12日に発表しました。
雑固体廃棄物減容処理建屋の排気口における微量な放射性
物質の検出に関する調査結果について
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2010/pdfdata/bi0808-j.pdf
このプレスリリースを13日の「河北」がわかりやすくまとめていま
すので、要約します。
福島第1原発の放射性物質漏出 フィルター9年間点検せず
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100813t63036.htm
(要約)
フィルターの点検を約9年間行わなかったことが原因。
発電所内で発生した廃棄物を焼却した際に発生する排気から
灰などを取り除くフィルターを長期間点検せず、フィルターが
目詰まりを起こした。このためフィルターの固定部品が変形し、
すき間ができて灰などが漏れ出した。
漏れた灰は次に通過するフィルターも詰まらせ、周囲をふさい
でいたシールが損傷。ろ過されない排気が外部排出された。
フィルターは2000年12月から01年2月にかけて点検。06年
にも点検する計画だったが、フィルターの取り付け部品の一部
にアスベストが使用されていたため代用品が見つかるまで見送
り、今年3月になって点検したという。
東電の現在の規定でフィルターは4年に1度点検することに
なっていた。(了)
2004年までは運転期間に応じて点検したのを、この年から4年ご
とに点検することに変更しました。その内規に従っていませんでした。
さらに、放射能漏れを起こしてから、フィルター交換まで5ヶ月かか
っています。
なんといえばいいのか。。。。
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