2010年7月3日土曜日

7月6日福島県への要望書

みなさまへ
脱原発福島ネットワークの佐藤和良です。

6月30日の福島県議会プルサーマル反対請願不採択の翌7月
1日、
福島県は福島県原子力発電所安全確保技術連絡会の開催日程を
明らかにしました。

8月中旬から下旬にかけてのMOX燃料装荷強行へのシナリオ
です。

7日福島市で12日大熊町で開催し、13日がサイト視察との
日程。
7、12日の両日で、MOX燃料の健全性、3号機の耐震安全性に
ついて10項目の論点を検証し疑問点がでなければ、検証は
12日に
終了する見込みで、13日はサイトで地震防災体制などを確認する、
と報道されています。
原子力安全・保安院の検証も7月中旬にも終わる見通しで、この後
福島県は連絡会をあらためて開き結果報告を受け、7月末か8月
上旬にも計画を受け入れる見通しとの観測記事が流されています。
さて、使用済み燃料貯蔵プール水の漏えい問題について、
米国では、微量のプール水漏えいを長期間気づかず大量の漏えい水
が土壌や地下水・飲料水を汚染し、周辺の川の汚染を汚染する事態
が発生しています。
米国では、使用済燃料プールや地下に埋設された配管からの漏えい
が既に27件も発生し、原発の老朽化による新たな危険としてとらえ
られています。プール水漏えい事故は社会的に大きな影響を与え、
今年1月のバーモンド・ヤンキー原発での漏えい事故では、バーモ
ンド州議会上院が今年2月原発の寿命延長を拒否する決議をしてい
ます。
2005年4月福島第一原発2号機では、原子炉建屋内の気水分離器等
貯蔵プールの漏えいで、東京電力は漏えい発見後1年以上経って
貫通欠陥を修理するなど、ことの重大性を理解しない杜撰な管理を
行っています。

このさい、
「超長期にわたり使用済MOX燃料を貯蔵する使用済燃料プールの
漏水による環境汚染防止のためプルサーマル中止を」の要望書を、
福島県に提出致します。


● 日時:7月6日(火)午前11時30分
より 
● 場所:福島県庁
● 対応者:生活環境部原子力安全対策課長
● 集合:午前11時 福島県庁西庁舎2階県民ロビー

*要望書(案)は、貼付のとおりです。
 ぜひ多数のご賛同、ご協力をお願い致します。

賛同頂けるときは、下記アドレスに、団体名と御連絡先、県名を
お知らせください。
提出以外非公開の場合は、「非公開」と明記してください。

*当日参加していただける方は、
下記に、ご一報くださるようお願い致します。

●締め切りは、7月5日(月)午後6時です。よろしくお願
い致します。
E-mail   kazu_obr@f3.dion.ne.jp

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